屋根は向大唐風むかいおおからふ造りになっています。 見送り幕には、緋のラシャ地に中国の故事「竹林の七賢人」の刺繍が施されています。 胴幕は、綴れ錦つづれにしきで図柄は繧繝うんげん彩色の手法で雲を織り出しています。 棟札に、「千時寛政十牛戌年(1798)卯(4)月吉日 鴨村大工 平次郎造刻之」とあり、柱頭部に「明治三十六年(1903)五月 漆師若州 浦谷権平衛 金物師京都 奥田勇助」と金箔漆工時の墨書が残っています。
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